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八幡神社本殿

重要文化財

重要文化財

「八幡神社本殿(はちまんじんじゃほんでん)」について、ご紹介します。拝殿(はいでん)の後ろに構える建物が本殿(ほんでん)です。

本殿(ほんでん)とは、その神社の神様がしずまり、そこにおられるとされている場所です。

建物は、一般的な日本の神社建築によくみられる造りで、正面の柱が4本、柱間の間口が3間(5.45メートル)ある「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」と呼ばれるものです。

屋根は、ヒノキの樹皮を用いた伝統的な施工で作られています。正面の階段を雨から守るために、中央が前方に張り出した造りになっており、曲線美を感じます。

屋根の下についている、「蛙股(かえるまた)」という蛙が股を広げたような形に由来する部材を見ると、花木や鳥などを写実的に彫刻しているのも特徴です。

八幡神社本殿(はちまんじんじゃほんでん)も国の重要文化財に指定されています。ぜひ、ご覧になってみてください。