1. HOME
  2. 文化財
  3. 木造阿弥陀如来及両脇侍立像

木造阿弥陀如来及両脇侍立像

国宝
重要文化財

国宝
重要文化財

堂内には、有名な仏師「快慶(かいけい)」による木造の阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)が安置されています。こちらも浄土堂(じょうどどう)と同じく国宝です。

阿弥陀如来(あみだにょらい)の脇には、向かって右に勢至菩薩(せいしぼさつ)、左に観音菩薩(かんのんぼさつ)が付き添っています。

勢至菩薩(せいしぼさつ)は、仏教において大切な世の中の真理に気づく力をつかさどります。

もう一方の観音菩薩(かんのんぼさつ)は、慈悲の心を象徴した仏様です。

堂内は、光の演出効果を狙った造りになっています。
西側の戸から夕日が射し込むと、床に反射して赤い屋根裏を照らし、光が阿弥陀如来(あみだにょらい)にふりそそぎます。

この幻想的な演出は、阿弥陀如来(あみだにょらい)が西方にある極楽浄土(ごくらくじょうど)から雲に乗ってお迎えにくるという神々しいお姿を表現しています。